8月9日長崎原爆の日。ぽらりす利用のお子様と平和について語る【2025/8/9】
今年2025年は
終戦からちょうど80年の節目の年です。
ぽらりすを利用するお子様たちだけでなく
支援にあたる私たち児童指導員、児童発達支援管理責任者
でさえも戦争は直接経験したことがありません。
でも、これから先も平和であり続けるために
私たちがお子様に伝えるべきことは何なのか。
そして、お子様たちと
何を語ったのかを、ご紹介します。
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いつものように
朝10時からお子様が集まっていたところ
10時50分ごろ、粕屋町の町内放送が入りました。
放送内容は
長崎で原子爆弾が爆発した
11時02分に合わせて、追悼のサイレンを鳴らすとのこと。
これを聞いたお子様がぽつり

小学1年生の子のお子様。
まだまだ、戦争とは何か。
世界で唯一核兵器が使われた国が日本であることなど
これから学んでいくことなのだろうと思われます。
では、どこで学んでいくのか。
当然学校でも学ぶと思いますが
それが放課後等デイサービスであってもいいはずです。
サイレンを聞く前に
この日本で80年前の今日
何があったのか、そのお子様にお話しました。
「普通に暮らしていて、ある日突然すべてが奪われる」
「大切な人、大切なおもちゃ、家も」
「それが戦争、80年前の今日、長崎でおこったこと」
そういったことを聞くお子様たち


といった様子で
戦火の生活を自分に置き換えて考えられている様子でした。
これから先
戦争を経験した方々が
どんどん少なくなっていきます。
そんな中で大切なことは
いかに戦争について語られてきていることを
自分事として考えるか。
これを伝える私たち自身も
その経験はないからこそ
いかに「自分だったら・・・」と考えることが大切です。
悲劇を起こさないため
小さな存在である私たちに何ができるか。
お子様たちと考える中で
「少なからず戦争は、私たちの間でもある小さないざこざから始まる」
ということに気づきました。
それじゃあ
ケンカが起こらないように
ケンカの原因になるようなことをしないように
もし起きたとしても、平和的に解決できるように
そうできるようになることが
ぽらりすに来る意味の一つだよ
ということを話しました。
そして、平和への祈りを込めて
粕屋町にサイレンが鳴り響く中
みんなで黙とうを捧げました。